株式会社下堂園

株式会社下堂園 <鹿児島茶を全国へそして世界へお届け致します。日本茶の喫茶店 ティースペース ラサラ>

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お茶を楽しむ文化を伝える。ティースペース「ラサラ」
鹿児島市卸本町に、現在の本社ビルが完成したその翌年。2000年(平成12年)2月に、下堂園は新たな、しかし昔ながらの“商い”をはじめました。それはティースペース「ラサラ卸本町店」の開店です。

ラサラは、単なる喫茶店ではありません。注文後に運ばれてくるのは、お茶と急須と湯のみ、そしてお湯。ラサラでは、お客様ご自身に、お茶を淹れていただきます。それは、「日本茶を急須で飲む」という文化を体験していただきたいという、私たちの思いから生まれたもの。ご家庭で日本茶を飲むことが減ってきているいま、茶器やお茶菓子を含めて、「お茶を楽しむ」という日本文化に少しでも触れていただければと思っています。

ラサラは私たち下堂園にとって、「お客様の声・感想を、直にお聞かせいただける場所」でもあります。私たちはこうした場を大事にしていきたいと考えています。
なぜなら、「お客様の声を真摯に聞くこと。そして、その声を反映させること」ということにこそ、下堂園の原点があるからです。創業者・實と、妻でありパートナーであるユリが、お茶の小売販売店で行っていた商いの姿勢、その基本を忘れないために。

2005年(平成17年)4月には、鹿児島市荒田に「ティースペース ラサラ荒田本町店」をオープン。この地は、下堂園が創業する前に、ユリが近隣の方たちにお茶を売っていた場所でもあります。創業地である「お茶の下堂園 高麗店」とともに、連綿と続く下堂園の歴史が息づくお店となっています。

「お茶を飲む喜び、売る喜び、作る喜び」日本茶文化を伝えていくこと
私たち下堂園には「お茶を飲む喜び、売る喜び、作る喜び」という社是があります。
私たちは、この社是に則り、地元・鹿児島に密着し、お茶「ゆたかみどり」をはじめとする、地域で収穫された茶葉や生産物にこだわってきました。

創業者の實が願い、叶えた「おいしい鹿児島茶」づくり。それを受け継いだ2代目社長・豊と洋は、「おいしい鹿児島茶」を日本全国に広め、さらには海外にも伝えたいと願い、尽力しました。2005年(平成17年)には、食品産業優良企業等表彰の食品産業部門で農林水産大臣賞を受賞するなど、その思いが届く機会は増えています。ですが、そこに終わりはありません。


鹿児島茶をさらにおいしく、豊かなものにしていきたい。温暖な気候と広大で肥沃な大地に恵まれたこの鹿児島で、下堂園はこれからも、お茶文化を支えていきます。